保活とは?いつから何を始めればいいの?年間スケジュールも紹介!

ねこのて日報

皆さんは「保活」という言葉をご存じですか? 約5年前、「保育園落ちた日本死ね!!」と題した匿名ブログが話題となり、その影響で保活という言葉をよく聞くようになりました。今回は、この保活についてご紹介します。

保活とは?

保活とは、日本特有の造語で子どもを保育園に入れるために保護者が行う活動のことを言います。
具体的には、保育園の情報収集や書類の準備、保育園の見学などなど……。
厚生労働省が公表している「保育所等関連状況取りまとめ(2020年4月1日時点)」によると、保育園を利用している人数は274万人で、前年よりも5万8,000人増加しています。それに伴って保育園などの施設も増えており、利用可能な定員数は全国総計で約297万人となっています。これだけ見ると定員数に余裕があるように思えるかもしれません。
でも、実際には、待機児童は全国で1万2千人ほどいると言われています。その背景には、施設は多いのに利用者が少ない地域や、また、利用希望者は多いのに施設が少ない地域といったように地域差があることが考えられます。
そのためお住まいの地域にもよりますが、お子さんを保育園に入れることを検討している方は、早めに保活の準備をしていくことをおすすめします。

保活の年間スケジュールを紹介!いつから何を始めればいいの?

保活の意味はわかったけれど、何をやったら良いかわからないし、そもそもいつから始めれば良いの?と疑問をお持ちの方のために、保活の年間スケジュールや具体的に何をすれば良いのかをご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

<保活の年間スケジュール>

スケジュールを見ていただくとわかると思いますが、認可保育園認可外保育園のスケジュールは異なっています。
認可保育園の方は細かくスケジュールが定められていますので注意が必要です。
また、認可外保育園の場合は、独自に募集を行っていることが多いので、保育園によって募集の時期などが異なります。そのため、事前に保育園に確認しておくのが望ましいです。

1、保育園の情報収集

まず最初に必要なのが保育園の情報収集です。ご自宅からでも通園できそうな保育園を探してみましょう。徒歩だけでなく、自転車や車での通園も考慮に入れると範囲が広がります。
また各自治体の公式サイトで、地域にある保育園の一覧が入手できる場合もありますので、ぜひそちらも参考にしてみてくださいね。

2、保育園の見学

通園可能な保育園を探したら、次は保育園の見学です。実際に目で確認して、入園する保育園を絞っていきましょう。多くの保育園で見学を受け入れていますが、保育園によっては、見学日が決まっている場合もありますので、まずは気になる保育園に電話で問い合わせてみることをおすすめします。

3、保育園の申し込み

認可保育園で4月1日入園の場合、前年の10月もしくは11月頃に申し込みが始まることが多いです。認可保育園に入るための選考は、家庭状況などをポイント化した点数によって行われます。それらの提出書類をもとに選考が行われ、翌年2月頃に結果が発表されます。選考にもれた場合でも2次募集が行われ、2月~3月頃に結果が出ます。

保活で大変なのはどんなところ?

それでは保活で大変なことは主にどんな部分なのでしょうか。早速見ていきましょう!

・情報収集

入園するにあたってまず必要な保活が保育園の情報収集ですが、保育園には応募を一括で行えるようなサービスはありません。そのため、保育園ごとに個別に情報収集をしなくてはいけません。また、情報公開の時期が園によって異なったり、そもそもホームページがなかったりする保育園などもあります。そうなると、電話での問い合わせや、直接保育園に赴かなくてはいけない場合もあります。

・見学などの手続き

次に挙げられるのが保育園見学などの手続きです。多くの場合はご自身で見学の時期などを調べ、保育園に申し込みをしなくてはいけません。インターネットでは申し込みができず、電話での申し込みが必要な保育園も少なくありません。場合によっては電話がなかなかつながらないこともあります。また、保育園によっては、見学をしないと入園の申し込みができない場合もありますので注意しましょう。

・提出書類の準備や提出

行きたい保育園が決定したら、必要なのが提出書類の準備です。入園申し込みに必要な書類は様々で、役所や会社での手続きが必要なこともあります。早め早めに準備しておかないと、いざとなった時に間に合わない!という可能性も・・・。突然のトラブルや書類不備に備えて、計画的に提出書類の準備や提出を行うのが良いでしょう。

まとめ

今回は、保活について、スケジュールや大変なところなどをご紹介しました。
保活の大体の流れがお分かり頂けたのではないでしょうか。

保活が忙しく大変な時は一人で抱え込まずに、ぜひベビーシッターなどを活用してみてください。

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