育児をしながら仕事をする女性は年々増えており、夫婦で共働きという家庭も現在ではめずらしくなくなりました。平成27年(2015年)の国勢調査によると、共働き世帯の数は1200万世帯を超え、およそ6割が夫婦共働きであるという結果が出ています。
今回は、共働きをしているママさんに多いお悩みや、仕事と育児を両立するコツについてご紹介します。
共働きをしているママさんに多い育児のお悩みは?
共働きをしているママさんはどんなことで悩んでいるのでしょうか。
代表的なものを見ていきましょう。
1、家事や育児の負担が大きい
共働きではあるものの、あまり旦那さんが子育てに協力的でなかったり残業続きだったりすると、ママさんの家事や育児の負担は大きくなります。特にお子さんが小さかった場合は、より育児にも時間がかかるので、他のことに手が回らないということもあるようです。
2、残業しづらい
育児中は、残業がなかなかできないことも悩みとして挙げられます。お子さんを保育園に預けているとどうしても残業がしづらくなるため、周りの協力が不可欠となります。そのため、罪悪感を覚えたり、ストレスを感じてしまったりする人が多くなるようです。
3、自分の時間がなくなる
日中働いて、家事も育児も・・・となるとどうしても自分にかけられる時間は少なくなります。
特に正社員やフルタイムで働いている場合はなおさらです。中には必要な睡眠時間さえ取れずに、体調不良に陥ってしまう人もいるようです。
仕事と育児を両立するコツは?
それでは、次に仕事と育児を両立するコツについてご紹介します。
1、料理や買い物の負担をできるだけ減らす
会社からの帰宅時やお子さんの送迎時などに食材を購入するという方も多いかもしれませんが、それだと時間がかかりますし、荷物も増えますよね。その点、ネットスーパーや食材宅配サービスなら、時間を有効に活用できます。中には、夕食用の素材が一通りそろったキットを送ってくれるサービスもあります。これなら、「今日のメニューは何にしよう」と悩むこともなくなりますね♪また、仕事が休みの日に、ある程度作り置きしておくと、仕事のある日の負担が減りますよ。
2、全てを完璧にやろうとしない
「食事は毎日作らないといけない」「掃除は毎日しないといけない」など、全てを完璧にこなそうとはしていませんか?全部を完璧にしようとすると、ストレスがかかりますし、こなせなかった時には、自分を責めたりする可能性も高まります。疲れている時には、お惣菜を購入するなど、手を抜けるところでは抜いて、ほっと一息つける時間を作れると良いですね。
3、旦那さんに協力してもらう
旦那さんがあまり家事や育児に協力的でない場合、ママさんの負担や苦労をきちんと理解していないことも多いです。一度きちんと話し合いの場を設け、協力を仰ぐようにしましょう。また、旦那さんが残業続きなど、家事や育児の協力があまり期待できそうにない時は、休日だけでも協力してもらったり、出来るだけ自分のことは自分でやってもらうようにしたりすると良いでしょう。それだけでも、だいぶ負担が減らせるはずです。
4、周りの人に頼る
両親などの身近な人を頼ることも時には大切です。「これは、私がやらなくちゃいけないことだから・・・」と1人で抱えこまずに、頼れる人にはサポートしてもらうようにしましょう。
また、両親や、旦那さん、友人などに、抱えている悩みを話すことで、何か解決の糸口が見つかるかもしれません。誰かに自分の気持ちを話すだけでも、張り詰めていた気持ちがふっと楽になるはずです。
「それでもやっぱり育児がツラい・・・」そんな時は、ベビーシッターを活用するのも◎
「工夫はしてみたけれど、やっぱり家事や育児の負担が大きい」「少しだけ自分の時間が欲しい」「サポートしてくれる人が身近にいない」という方におすすめなのが、ベビーシッターです。核家族化や共働き世帯の増加などによって、ベビーシッターの需要は年々高まってきています。
一人で抱え込まずに、ぜひ一度ベビーシッターを活用して自分時間を確保してみてくださいね。